結婚にまつわる現状

 

最近、少子化について叫ばれ、少子化担当大臣まで設置されている程ですが、少子化の大きな原因である婚姻数も当然ながら減少しており、しかも婚姻年齢は上昇する一方です。

 

経済事情の悪化という環境下が影響していることは間違いありませんが、専門家の説では、生活自体が不規則になってきているからだという考えも多いようです。

 

確かに雇用形態が多様化し、商業レベルでは基本的に24時間仕事も常識化しています。つまり一日中仕事は継続されているわけで、当然のことながら、シフトなどによって働く時間帯もまちまちになってきています。

 

そうなれば、従来の定まった労働時間ではなく、夜勤務もあれば、昼勤務もあるという人が多いというわけで、これは明らかに男女の出会いの場も減少してことが充分に考えられます。

 

このような状況が婚姻率にも大きく影響しているはずです。

 

もう一つの理由としては雇用形態が挙げられ、ご存知のように新入社員の就職も厳しく、又、正社員雇用自体が少なくなってきており、逆に派遣社員やアルバイターが増加しているといった状況ですから、安定収入とは言えず、結婚に至るまでの希望が持てないのも無理はありません。

 

こうした環境に輪をかけているのが、いわゆる「結婚できない女性」という傾向で、これにはいろいろ理由があるようです。